バーベキューコンロ、手に入れました!
初めてだし、火はチャッカマンにしようかと・・
ちょっと待ったー!
せっかくだから、ここはちょっと本格的な火起こしに挑戦してみてほしい!
まず準備するのは、ファイヤースターター・麻ひも・小枝・新聞紙・松ぼっくり・火吹き棒。
ファイヤースターターは、防災グッズに入っていることもあるよ。
麻ひもは100均のものでOK。小枝や松ぼっくりは公園や道で見つけたら拾って集めよう!
~kakasi流つけ方~
①バーベキューコンロの中に松ぼっくり3~5個で小山を作ります。
その時、小山の中に新聞紙1/4枚くらいをくしゃくしゃにして入れ込みます。
*下にアルミホイルをひいておくと後片付けが楽チンになるよ
③小枝を松ぼっくりに立てかけます。7本くらいかな。
④まわりに炭を配置。松ぼっくりに立てかけるように。
炭を置くときは、小→大で火をうつしていくイメージ。
⑤麻ひも8㎝くらいをほぐす。ふわっふわにする。
松ぼっくりのすき間に入れ込む。
⑥ふわっふわの麻ひも目がけて、ファイヤースターターをカッカッ!
火が付いたら、火吹き棒で優しく空気を送り、どんどん火を大きくしていこう!
松ぼっくりが着火剤の役割、新聞紙が麻ひもと松ぼっくりの間に入って火がうつるのをサポートしてくれる。新しい炭だと時間がかかることもあるけど、なるべく小さめの炭を火種の近くに配置してどんどん火を育てていくよ。
本格的にするなら、火打石(メノウ石)・チャークロス・麻ひもを使う方法があるよ。
実はカカシも最初はこの火起こし方法に憧れて、火打石・火打金・チャークロスを買ったんだ。メノウ石の火打石にチャークロスをのせて持って、火打金で火花を発生させる。チャークロスにうつった火花を麻ひもにうつして火を育てていく。
そしてその火の中でまたあらたなチャークロスを作る。
ただこれが難しくて難しくて。不器用なカカシも、なんでもそつなくこなすタイプの器用な相棒でさえも出来なかった・・。それでもライターやチャッカマンをつかうのは理想のキャンプとは違う気がして、ファイヤースターターを使うようになった。
うまく使いこなせない火打石や火打金のペンダントだけど、宝物で、いつかかっこよく火起こしできるようになるのが夢。
火打金のペンダントを首からぶらさげてるだけで気分はプロキャンパー。
ライターやバーナーではなく、ファイヤースターターと松ぼっくりを使って火を起こせるって、ちょっとカッコよくない?
簡単で楽チンも良いけど、ちょっとだけ難しいことにチャレンジしてみるのもキャンプの醍醐味なんじゃないかな。
後片付けは、火消し壺がいい!炭を中に入れて蓋をして消火。残った炭は次の時にまた使える(しかも火が付きやすい)
ただ炭は本当に熱いので、壺に入れても冷めるまで絶対にさわらないこと!
火を扱うのは、リスクも伴います。それぞれの道具の説明書をしっかり読み、キャンプ屋さんのお話を聞いたりして、安全にマナー良く楽しみましょう。