ファミリーキャンプに憧れてます        ~カカシ編~

カカシ
カカシ

はじめまして。
わたしの名前は カカシ。
2人の男の子を育てています。


子供の頃に連れて行ってもらったキャンプに感動し、
自分も子供を持つことがあったら絶対にキャンプをすると決めてました。

キャンプ場に足を踏み入れた瞬間の少しひんやりした空気。
少し湿ったような土と木々の緑の匂い。
太陽の光をいっぱい浴びてキラキラの新緑。
姿は見えないけれど聞こえてくる鳥のさえずり。

みんなで協力して組み立てたテント。
夜ごはんは、飯盒で炊いたごはんとカレー。
普段なら母親が全部作ってくれるカレーもキャンプではみんなで作る。
お米を研ぐ人、野菜を洗って切る人。
にんじんやじゃがいもを炊事場まで洗いに行くだけでも特別に感じる。
いつも食べてるカレーなのに、特別のカレーになる。
外で食べるごはんは美味しいのだ。

外が暗くなってきたら焚き火を始める。
普段ならもう外は暗くなり家の中で過ごしている時間に、
焚き火のパチパチという音を聴きながら、どんどん増えてくる星空を見上げる。

テレビもゲームもなく、ただただ同じ時間を同じ場所で過ごす。
小さなテントに寝袋でぎゅうぎゅうになって眠る。
朝起きて、またキラキラした空気を吸い込む。
身体の中がきれいになった気がした。
あの時はまだ子供でわからなかったけど、きっと「デトックス」とか「リフレッシュ」というやつなのだろう。

あのときの感動を今度は自分の家族と共有したい。

だからわたしは、ファミリーキャンプに憧れているのです。

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